TUKUMO YA

notes of Someyoshi.N / 今日より素敵な明日を.

ていねいに生きたい

ここ最近ずっと考えている。

「ていねいに生きたい」と思う。
しかし、ていねいに生きるとはどういうことなのだろうか。

ひとつひとつの動作に気を配り、時間をかけて行うことなのか。
あらゆる無駄を省いてシンプルにすることなのか。

ていねいに生きたいけれど、どうすればいいのかわからない。

そもそも何故ていねいに生きたいのか。
言わずもがな、今そうじゃないから。
ただでさえ大雑把なのに、時間に追われ必要最低限なこと以外を後回しにしている。
後回しにしたからといって、あとでやっているかというとそうでもない。

あれやりたい、これやりたい、で終わり。

毎日があっという間に過ぎていってしまって、気付いたら1ヶ月なんてすぐだ。
充実しているならば、きっと変わりたいなんて思わない。

変わりたいのは、今が不満だから。

これといった成果も得られないまま、身体だけはしっかり老いている。
やりたいことは増えていくのに、毎日まいにち終わりに近づいている。
体力も回復力も低下してきた。

いつかやろうなんて、きっといつまでもできない。

1日の時間は限られている。
人の寿命も限られている。
医療が進歩して長生きできる世界になったって、息しているだけじゃ意味がない。
身体が自由に動かなければ、頭が正常に働かなければ、1世紀生きることに意味はあるのだろうか。

ていねいとはなんぞや。

考えてかんがえて、最近少しずつ変えてみている。

私の思うていねいとは時間を大切にすることなのかもしれない。
今生きている自覚を持つこと。
今を生きること。
過ぎて気づくのではなく、今を見ること。
明日がくることを当たり前だと思わないこと。

いつか答えを見つけられるだろうか。