近頃のいろいろ
更新するたびに「ちょこちょこ更新していきたい」と言っている気がします。
できた試しがない。
今から十年ほど前、絵を描き始めたばかりの頃にやっていたブログはほぼ毎日更新していたんだけど、あれはきっと時間があったからなんだろうな。
理想の活動スタイルは持っているのに実現できないのはストレスでしかない。
Twitterはあんなに気軽につぶやけるのに、ブログになるとできなくなるのは何故だろう。
おそらく更新するための手間数の違いだと思う。
そう考えるとブログじゃなくてtumblrの方が合っているとは思うんだけど、tumblrってアプリ入れてないと読みづらいよね。読みづらいと見てもらえないだろうなと思って、足踏みしてる。
ただこのブログもTwitterに「更新しました」ってリンク貼らなければきっと見てもらえないだろうし…そう考えるとどっちも変わらない気もする。
前々から思っていたけど、自分を売り出していくのがとても苦手なんだろうな。
苦手というか、どうすれば見てもらえるかわからないと言った方が正しいかも。
そして活動に関しても、日々の社会人生活だけでいっぱいいっぱいで思うようにできていない。それがまたストレスになっている。
社会人しながら絵描きやっている方々、尊敬する。
「忙しくてできない」は事実でもあり甘えでもあるって自覚はある。
前回の投稿は新年。
それから半年経ったけど、いろいろあったよ。
世の中も、私自身も。
3月からずっと原因不明の不調に襲われていたのだけど、最近ようやくストレートネックをこじらせていたってのがわかった。
本当にそれが原因なのかはわからないけど。
安堵したと同時に、元の生活には戻れない(姿勢とか変えていかないと根本的に解決しないから)ことに悲しくなった。
いい機会なのかもしれないと思って、頑張って治すけど。
自律神経を病むとろくなことがない。
生きているだけで割としんどい。
余計に、日々の社会人こなすだけで精一杯になってしまった。
もともとストレスにとても弱くて、20歳の頃から不眠症やパニック障害、軽いうつ病などを経験してきた。
最近は強迫性障害も出てきた上にストレートネックによる自律神経失調症。
情けなくなってくる。
一生懸命生きてそうなったなら頑張ったねと思えるけれど、自分を甘やかしながら生きてきたからこそたいして頑張ってもいないのに何ストレスに負けてるんだよと思ってしまう。
こんなご時世だから、友人たちと会って話したり大好きなカラオケにいくことも出来ずストレスをうまく発散できていないし。
一番悲しいのは記憶力と集中力の低下。忘れちゃいけないことを次の瞬間には忘れている。
人や好きな作品のキャラを覚えられなくなったし、仕事でも大事なことを忘れることが多くなった。
まだまだこれから働き盛りなのに、もう老化してしまったのかと泣きたくなる。
これが自律神経からきているのか、それとも他の何かが原因なのかわからない。一番怖いのは改善するかどうかわからないこと。
休業しようか考えた時期もあったけど、勤めてる会社は精神的な病に対しての理解がないから多分復職が難しいし、そもそもお給金が安いので貯蓄がなく…辞めたら生きていけないから騙し騙し生きてる感じ。
お金がないってみじめだなあ…。
人生だいぶ前から間違えてたのかもしれない。
けど、もうここまで生きてしまった上に過去に戻る技術はまだ開発されていないので振り返るのは時間の無駄!ということでこれからどうしようかなって考えながら息してる。
ストレートネック怖いよ。
でも自業自得なので、背筋を伸ばして矯正に努めている。
みんなも気をつけてね。
結局何も解決していないけど、そんなことを考えながら半年生きていたよ。
そしてこれからも出来る限り生きていく。
オチがなくて申し訳ないけれど、近況報告でした。
2019 > 2020
あけましておめでとうございます
今年も野月をよろしくお願いいたします
あっという間に2020年を迎えました。
毎年恒例の前年の反省と今年の抱負を綴らせていただきます。
▶︎ 2019年
人生の幸不幸をグラフにできるとしたら、今年はだいぶ底の方を張っていたのではないかと思います。
不幸ではありませんでしたが、気持ち的な意味でやる気が出ない年でした。
日々の仕事に忙殺され、個人的に使える時間とやらなければならないこと・やりたいことをするための時間のバランスが大きく崩れたように感じます。
毎日毎日忙しなく過ごしていると、いざ自由にできる時間ができたときに何も手につかないものなのだなと思いました。
単にくさしゆえかもしれませんが。
昨年の一大イベントといえば、持病の手術を受けたことです。
振り返ってみれば、その前後から生活のバランスが崩れてきたように思います。
生活は崩れましたが、その後の経過はありがたいことに何の問題もなく、今年3月の術後検診をもって合併症の通院は終了予定です。
昨年12月に久方ぶりに風邪を引いたのですが、完治するまでに3週間ほどかかりました。
年齢が上がるにつれ、徐々に回復力が衰えてきているのを感じました。切ない。
創作活動は枚数こそ描けませんでしたが、展示会にはそれなりに参加できたように思います。
書店に並ぶ企画本のお話をいただけたり、読者だった雑誌に1ページ設けてもらえたり、小さなステップアップですが積み重ねていきたいなと思いました。
お声がけいただいた方々に心より感謝申し上げます。
心残りはするするといって相変わらずブログの更新ができなかったことです。
心に余裕がないと思い出を振り返って記すこともままならないのだなあ…
ギリギリで生きすぎでは??
それでも、くじけそうな時にポロっと出てしまう愚痴をみなさまがそっと聞いて励ましてくださって…
防御力がなさすぎる自分が情けないですが、みなさまのおかげで何とか持ち直して新年まで生きられました。
私は世界の優しさで生きられているんだなと思う毎日。ありがとうございます。
まだまだありますが、反省点が多すぎて情けなくなってくるのでその他諸々は心のうちにとどめておくことにします。
▶︎ 2020年
まず、一にも二にも無理をしない。
よく遊んで、よく笑って、よく食べて、よく寝る。
寝るのはとても大切。
時間がないない言って昨年は睡眠時間をゴリゴリ削ったので無気力マンになったのかもしれません。若い頃とは違うのだと、生活の端々で突きつけられる悲しさよ。
気力が有り余っていた学生時代が8時間睡眠だったのに対し、今は4〜6時間が常です。
これは由々しき事態です。
寝よう。
私の感受性を私が奪ってどうするの。
適度な運動も大事。
多分今いちばんの問題が無気力なことなので、生活習慣を正すことを最優先にする年にします。
また、今年はイベントに参加しない予定です。
上記の問題と術後に綴った活動休止の通りでありますが、そろそろ画集をつくりたいのでたっぷり時間を確保したい所存。
2021年のティアでお披露目します(したい)
ブログは…もう何も言うまい。
だって書くって言ったって書かないんだもの。
何とかしたい。
何とかします。
みなさまにとって今年が幸多き年でありますように心から願っております。
今後の活動について
▶︎現在確定している参加イベント等
◎9/1〜9/30 cells受賞展
場所:東京都渋谷区神宮前4-9-2 神宮前MMビル
Designers Dining 76CAFE 表参道
( https://76cafe.owst.jp )
時間:カフェの営業時間に準じます
参加させていただいたcells展の投票で上位入賞した皆さまと期間中、店内に作品数点を展示させていただきます。
カフェ内の壁面をお借りしているため、ご高覧いただく際は必ずカフェのご利用をお願いいたします。
◎11/22〜11/24 アートキャンバスコレクション
場所:東京都大田区西蒲田5丁目27-18 蒲田ビル1F
東京アートラボ
( https://artlabo.business.site )
時間:詳細が決まり次第ご報告いたします
デジタル作品をキャンバスプリントにて展示・販売いたします。
▶︎上記以降の活動について
先日、手術のご報告をいたしました。
幸い生活に支障が出るほどの変化はありませんでした。
しかし、長時間のアナログ作品制作に関して現時点では難しいことがわかりました。
そのため療養と修行を兼ねて、上記展示会以降の公の場に出向いての創作活動は一旦お休みさせていただくことにいたしました。
”しばらく”の期間は、体調と相談しつつ半年から1年ほどと考えています。
お休みとはいえ、実は今までとあまり変わらなかったりします。
たまにひょこっと展示会に参加させていただくこともあるかもしれませんし、新刊を作るかもしれません。
SNSも続けますし、もちろん絵も描きます。
大切なのは、お休みしますと宣言することでした。
今までと違うことは、作品制作より修行にさく時間を多く作ることぐらいです。
手術があってもなくても、少し精進の時間をつくりたいなと思っていました。
遅筆なので、イベントの参加予定を立ててしまうとほとんど作品制作にしか時間を使えず…。自分の絵と今一度向き合わなければならない必要を感じていました。
私は時間の使い方と気持ちの切り替えがものすごく下手くそなので、定期的にしっかりと宣言して区切ってやらないとダメなようです。
少しでもレベルアップしてまた活動に挑みたい所存です。
ただ上記で申し上げた通り、たいして今までと変わらないので今後とも温かく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
真夏のまっさら
本日からまた、ブログの更新を細々と再開していこうと思います。
(情けないことに宣言してもできないことが多いので、軽く聞き流していただければ幸いです)
今回の手術で、生を強く意識しました。
何もしなくとも終わりはやってくるし、何かを成し遂げても終わるときは終わるのです。
明日やろうで何事もなく明日が来るのが常だとしても、いつか明日が来ない日が来るかもしれません。
そこに人がいれば尚更。
次、私が生きていても、次、あなたがいないかもしれない。
心が離れているかもしれない。
離れるだけならまだいいけれど、この世界にいないかもしれない。
今できることを、できるうちに、できるだけ。
それができるということが所謂「幸せ」なのかもしれません。
特に理由はないけれど、動きたくない日もあります。
何かをすることが面倒な日もあります。
最後だとわかっていればこんなことはしなかったのにと思うことも、明日が来るからしてしまう。
今回幸いなことに私はまだ息をしているけれど、絵を描くにはまだ少し身体が億劫です。
描かないのではなく、描けない今思うのは、描ける時になぜ描かなかったのか。
今まで描けないと思っていたのは、描けないのではなく描かなかったのだということ。
術後について、問題さえ起きなければそのあとは軽く考えていた節がありました。
なので、キャリーケースには絵描き道具をぎっしり詰め込んでいったのですが、最後まで取り出すことはありませんでした。
頑張っても描けない、描きたいものがあるのに描けない。こんな焦れったい想いに、描けなくなってから気付くのが人間らしいなと思います。
一週間くらいしたら普段の生活に戻っていいとのことだったので、お盆休みを利用して日程を組みました。有給を4日使って7日〜10日、そして本日11〜16日までお休みです。
いつぞやは「大人の夏休みだー」とワクワクしながら色々なところに行って遊びまくっておりましたが、今年はこのクーラーのない部屋で夏の暑さと蝉の声に包まれながら自分を見つめ直す期間になりそうです。
つらくはないよ!
目が見えるって素晴らしい。
目が見えるなら、手が動くのなら、頭がしっかり働くのなら、私は絵が描けるのだから!!
ゆっくり休んで、まっさらになって、また画面越しに会いましょう。
思いを言葉に、思いを形に。
なかなか形にできない分、これからは言葉でも伝えていくから。
それこそ、今度は前向きなさようなら。
毎日まいにちの私からさようなら。
これから何度もなんども繰り返そう。
おはようとおやすみのように。
いついなくなっても大丈夫なように。
これからもよろしくお願いいたします。
ニドメマシテ。
ニドメマシテ、野月染良と申します。
つい先日、持病の手術を受けました。
みなさまの暖かい応援を胸に、無事戻って参りました。
まだ術後日が浅いので不安定ではありますが、自宅療養ということでお家に帰ってきました。
今回は手術についてお話ししようと思います。
▶︎術前
ここだけの話、術前はフラグを立てないよう注意していました。フラグを立ててしまった時の引力とは恐ろしいものなので…願掛けも兼ねてあたりさわりのない言葉のみ使うよう心がけておりました。
そして、友人やフォロワー様たちの冊子や、友人から借りたマンガを読まずにとっておいたり、続きの気になっていた映像作品も封印したり…ビビりすぎて願掛けしまくりの毎日でした。
絶対戻ってくるんだと(心の中だけで強く思って)観たいもの・食べたいもの・やりたいことなど、未練をたくさん残して挑んだのです。
同時に、もしもあの日が私の最後になった時、サヨナラが言えないことだけが心残りだったのであのようなエントリーもいたしました。
▶︎術中
手術を受けるのは人生初です。なので、もちろん全身麻酔など受けたことがありません。事前に説明される【もしも】が恐怖で仕方ありませんでした。
点滴を打ちつつ、笑気ガスを吸い込むと二・三回で頭がグワングワンしてきて、看護師さんの話し声が遠くとおくに聞こえて…いつの間にか意識を手放しておりました。
意識を取り戻したのは「手術終わりましたよー」という看護師さんの声とともに、手術室からリカバリールームへ移されるときでした。
数分は何事もなく過ぎたのですが、徐々に胸が苦しくて苦しくて仕方なくなりました。意識しないと息ができないのです。怠くて怠くて億劫なのに、息をしなければ死んでしまう。でもうまく息ができなくて、本当に死ぬんじゃないかって恐怖が身体全体を包み込みました。情けないながら、ナースコールをだいぶ押した気がします。しかも、ものすごく寒くて毛布をたくさんかけてもらったのも覚えています。しばらく経っても、息はうまくできないし怠くてどうしようもなかったけど、隣の患者さんも同じことを言っていたので、全身麻酔の影響なのかなと心のどこかで納得して頑張れば死なないやつだ…と深呼吸に専念。30分ほどでなんとか落ち着きました。ただ怠さが凄まじかったので、手術が終わったのは朝9時くらいだったのですが翌日までずっと寝てました。
今が何時か全くわからないくらい朦朧としておりました。身体を動かすこと自体が億劫だったので、時計もスマホも確認することなく、たまに目が覚めてもまたすぐ意識を手放しひたすらに寝ておりました。
▶︎術後
翌朝、ちょうど術後から24時間経ってようやく意識がしっかりしてきました。しんどいことに変わりありませんが、なんとか無理をすれば身体を自由に動かせるレベルです。
連日の暑さで、部屋はクーラーがよく効いておりました。ですが、汗がびっしょり。
翌日からシャワー浴は可能ということだったので、恐る恐る身体の具合を見ながらシャワーを浴びました。身体を洗うってなんて気持ちがいいのだろう…!と、普段無意識に何気なく行なっている行為にも感謝を見出す術後メンタルです。
そして現在。なんとか落ち着いております。
自宅に帰ってきたので、文明の利器クーラーがありません。うだるような暑さからなのか、食欲が全くないうえに(連日のクーラーの使用が原因?で)お腹の具合も良くないのでろくなご飯にありつけておりません。そもそも、買い物に行けないのでご飯がない。絶望的な冷蔵庫事情。術前にある程度冷蔵庫の中を片していったので、飲み物しか入ってない…。しばらくお外出れないし、どうしましょうな今日この頃。
人間水分だけでもしばらく生きていけるらしいので、とりあえず外出を控えなければならない一週間はなんとか生き延びようと思います。
もう一つ、現在進行形で術後うつを体験しております。自覚しながら具合をみられているあたり、私エライなーと自画自賛。そもそも意識して抑えていられるということはいうほど酷くないのだと思いますが、悲しくてかなしくて涙がとまらないのです。何が悲しいのか、原因もなんとなく特定して(私にはどうしようもないことなので)どう向き合うべきか探りさぐり、自分のご機嫌とりです。
いつもならなんともない言葉一つにダメージをくらっております。普段の私は強かったんだな、と前向きに考えながら受け流しています。
手術で身体がよくなっても、これから前向きに生きていけるかはまた別のお話なんだなと少し悲しくなったり。
手術を受けて、苦しさを乗り越えて、もちろんいい方向に病気が向かっていることも嬉しいです。ですが、何よりフォロワー様の暖かさに触れられたのが私にとってはかけがえのない経験でした。
「頑張って」は術前の私にとって「生きて」と同じくらい素敵な言葉でした。戻ってくることを望んでもらえている、必要としてもらえているというのはなんと力強いことなのか身にしみて感じました。
たくさんのお言葉、感謝してもしきれないほどにこの身に刻まれました。
本当にありがとうございます。
このご恩を、私とみなさまを繋げてくれた絵で表現していきたいと思います。
絵で繋がったご縁だから、やっぱり私にとって絵は最高の相棒なのだなと改めて強く深く感じることができました。
まずは取り急ぎ、無事のご連絡と感謝をば。