TUKUMO YA

notes of Someyoshi.N / 今日より素敵な明日を.

一度、サヨナラをしよう

年始の意気込みはどうしたのか、というほどご無沙汰しておりました。

一言二言綴るのはツイッターで事足りてしまい、
かといってたくさん呟くわけでもなく、
やっぱり未だに仕事と基本的な生活に時間は食いつぶされて
布団に倒れこむ日々を過ごしておりました。

 

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この度、持病の手術をすることとなりました。
本当はもう少し早くお伝えしようと思っていたのですが、
結局前日のお知らせとなってしまいました。

明日、手術をします。
経過によっては最悪絵が描けなくなる可能性があるとの説明をされました。
万が一でも、もしものとき私の言葉でさようならができないのはとても悲しいので
一度さようならをしておこうと思いブログを更新いたしました。

生活習慣に関係のない病気で発症する原因は不明らしく、
私はそんなに前世で悪いことをしたのかとよく思ったものです。

この病気とはかれこれ七年ほど付き合ってきましたが、
とんでもない金食い虫なのでございます。
何より今後一生薬を飲み続けなければいけないらしく、
定期的な検査も合わせると結構お金がかかるので
健康って貯金的な意味で本当大切なんだなと思うのです。
思っても今更遅いけど。

今回の手術は併発した方の治療なので、
何事もなく終わっても本家とはあまり関係がありません。

自分で決めたことですが、
いざ明日となると怖くて仕方ないです。

普通であることが、
何より素敵なことにみえて。

健康なことがどれほど幸せか、
そうでない時に知ってもどうしようもないのに。

もし絵が描けなくなるのなら、
もし何もみえなくなってしまうのなら、
いっそ命なんてすっ飛ばしてすぐ来世にいきたい。

なんてね、思うよ。
今まったく絵を描けてなくても、一生描けなくなるくらいならね。

怖いや。


でも頑張ってくるよ。
頑張ってくれるのは私じゃなくてお医者様だけども。

だからひとまず、いざという時後悔しないように
さよなら。
みなさまが見つけてくれたから、
好きだといってくれたから、
私はとっても幸せなのです。
絵を描くのって楽しいね。
なんて幸せなことなのでしょう。

ありがとう。
私はみんなが大好きだ!

2018 > 2019

あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

正月休みも本日にて最終日となったところで
昨年を振り返りつつ、今年の抱負を綴りたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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▶︎2018

○たくさん旅をした
近場も含め、ほぼ月に1回は旅ができたのでとても良かった。
旅をする目的は色々あるけれど、第一に祖父母のため。
今まで散々苦労をかけたから、楽しい思い出をたくさん
作りたくて意欲的に旅に行くようになった。
第二に創作のため。
やっぱり外の刺激は大事で、テーマを決めるにも
資料を集めるにも旅に出るのは大切だと思った。

○イベントに参加
2月にコミティア、5月に私の世界展、7月にみちのくコミティア
11月に魅惑の女性画展。
2回も出られればいいかなと思っていたけど、4回出られて良かった。

×リバウンドした
2017年におおよそ20キロのダイエットを成し遂げたというのに、
見事にリバウンドした。
自業自得なのだけど、地味にショック。
痩せた時に買った服がキツい。
やっぱり食事制限だけでは健康的にもよくない。
生きるの大変だったもの。

×お金の管理が下手くそ過ぎた
一年を通してだいぶ散財してしまって、反省。
家計簿つけるのは困難だとしても把握は大事。

 

▶︎2019

・絵を描く
今までよりもっと。
考えながら描いていきたい。
試したいことがたくさんある。

・行動する
とりあえず行動してみる。
失敗したっていいじゃない。
何もしないよりずっといい。
できない理由ばかり探すのはやめよう。

・笑顔、感謝
忘れるべからず。

・良く遊び、良く寝る
今年もたくさん旅にいきたい。
家族だけでなく、友人とも。
新しい世界をたくさん知りたい。
それと昨年は睡眠の質が悪かったため、今年は向上させたい。

・イベントに出る
現在の予定では、5月と6月に展示会、
みちのくコミティア、秋のコミティアに出る。
そのほか、新しい画廊での展示会にも出てみたい。

・ダイエット
20キロとは言わないから、せめて10キロくらいは痩せたい。
今度はちゃんと運動もしよう。

・好きを伝える
好きなものを好きとちゃんと伝えていきたい。
今までは、自分が言わなくても誰かが言っているだろうから…
と言葉にして伝えることをしなかったのだけど、
やっぱり言葉にして伝えるってとっても大事だと思う。
自分も、作品が好きだって言われたらとっても嬉しいから。
作家さんにちゃんと伝えていけるようになりたい。

・詰み本消化
本棚が酷いから昨年は買うのを控えてたのだけど、
そもそも一昨年までに積み上げた本を消化してないから
未だに積み上がったままなわけで…
世界を広げるためにも今年は月に一冊は消化しようと思う。


振り返るとあっという間に過ぎてしまった感じがする。
この先もきっとあっという間に過ぎてしまうのだろう。

だからこそ、一日一日をしっかり地に足をつけて生きていきたい。
野月は今生きている、とちゃんと自覚しながら歩いていきたい。
そして、できる限り笑顔で過ごしていきたい。

せっかくこの時代に生まれて、今自由に駆け回れるんだから
くよくよしているのはもったいない。
それでも、世界と関わっている以上やっぱり辛いことも悲しいことも
望まなくても感じてしまうだろうけど、
できるだけ見ないように、都合よく解釈してポジティブに生きていこう。

改めて、今年も野月をよろしくお願いいたします。
来年振り返った時に、どうか幸せにあふれた一年でありますように。


皆様にとっても幸多き一年でありますように!!

野月らしさとあなたらしさ

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8日は、友人と那須に行って参りました。
職種が違うためになかなか予定が合わず、
行こうと決めてから二ヶ月かかりました。

福島から那須は案外近く、下道で気軽に行ける距離。
ただ、天気が崩れ雪が降るとの話もあったから
大切なお嬢様を乗せて走るのに少し心配していたのだけど、
そんな心配などいらないくらいの穏やかな旅日和。
日頃積んでいる徳のおかげだろうか。


何にせよ、とても充実した一日となりました。

 

▶︎ランチ

以前家族でお邪魔して、とてもおいしかった「Restaurant きたざき」さん。
きたざきさんは店構えにしても、友達の家に遊びに行って
料理上手なお母さんの作ってくれたお昼ご飯をいただく感じ。
しかもだいぶ贅沢なやつ。実際に調理しているのは旦那様。

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今回は”塩漬豚バラ肉のはちみつ焼き”と”かぼちゃのポタージュ”をいただく。
心にじんわりと沁み渡る優しいお味で、大満足。
副菜のシイタケのおかか焼きが本当に美味しくて大好き。

友人も気に入ってくれたので何より。

 

▶︎那須ステンドグラス美術館

sgm-nasu.com

今回の目的No.2であるステンドグラス美術館。
きたざきさんから車で3分(もかからないくらい近い)。

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英国のコッツウオルズ地方の建物をモチーフにしているのだそう。

館内のステンドグラスや調度品はイギリスやアメリカ、
ドイツなどから譲り受けた本物のアンティーク。
そのステンドグラスに合わせて建物を建てたとのこと。

 

館内は、大天使の名のついた三つの礼拝堂とアイリッシュ
それらを繋ぐ回廊からなっていて、
回廊にはリチャード・リーティファニーランプや
教会関連の調度品などが飾られている。

 

初めは「セント・ウリエル礼拝堂」

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初めなのに回廊から少し外れていて、結構みんな見落としていた。
なので、とても静かに厳かな空間を楽しめた。
野月の一番気に入った礼拝堂。

 

次に「セント・ガブリエル礼拝堂」

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とても大きなステンドグラス。
この礼拝堂では、100年以上前にドイツで作られた
アンティークオルゴールの演奏が行われている。

普段は三つ目の礼拝堂「セント・ラファエル礼拝堂」にて
イギリスの教会で実際に使われていたアンティークパイプオルガンの
生演奏をやっているらしいのだけれど、
そちらではちょうど結婚式が行われていて
今回はセント・ガブリエル礼拝堂にある電子パイプオルガンでの演奏となった。

演奏が始まった瞬間、ブワアァとね、泣いてしまったよね。
自分でもビックリしたんだけど、涙が止まらなくなって焦った。
理由はわからないけど、なんか追い詰められてたのかなあ…
神聖な場所だったから、穢れ的なものが溢れたかなと結論づけた。

演奏は2曲で、曲と曲の間にセント・ガブリエル礼拝堂のステンドグラスの
説明が入っておおよそ15分くらいの素敵な時間を過ごした。

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回廊の石像は、イギリスの教会から譲り受けたもの。

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アイリッシュにも素敵な調度品が展示されていて
とても優雅な空間だった。

 

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そしてこの回廊にも石像が。
とても神聖な空気が漂っている。

そこから繋がるのが「セント・ラファエル礼拝堂」

ちょうど花嫁様が出てきて、
真っ白なドレスを身にまとって幸せそうな笑顔が
とても美しくて羨ましいなと思った。

演奏こそ聴けなかったけれどパイプオルガンは目に焼き付けてきた。
770本もパイプがあるんだって!聴きたかったなあ。

ここにはバラ窓と聖パウロの生涯が描かれたステンドグラスがある。

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そこから二階へ上ると「セント・ラファエル礼拝堂」を上から眺められ、
さらにリチャード・リーの作品展示室がある。

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日本にいながら西洋を楽しめる素敵な空間。
窓の外は日本なんだけどね。

館内の雑貨屋さんも外にある雑貨屋さんも、キラキラしていて目が幸せ。
外の雑貨屋さんは品揃えがよく買い物が捗った。

時間に少し余裕があったので、
ステンドグラス体験教室に参加してみた。

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1時間もかからないくらいででき、
形も結構選べる。
四角形のストラップに挑戦。
すごく楽しい…!

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個人的にガラスは青や水色、乳白色、透明が美しいと思う。

時計を見ると14時45分。
本命の予約時間は15時。
美術館から車で40分くらい。

楽しみすぎて遅刻しました。

 

▶︎那須 不動窯 / ギャラリー和楽 / カフェ花祭り

http://www16.plala.or.jp/fudougama/ )

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大田原市黒羽田町の那珂橋の付け根にある工房。
仏師の鈴木鳳峯さんと奥様がやってらっしゃいます。


店舗では常設展の暮らしのアートが展示販売されている。
様々な作家さんの作品の素敵な作品が並べられている店内。
多ジャンルに渡っており、まるで宝探しのようで
とてもワクワクドキドキする空間。
着物や帯、ハギレ、着物地の洋服、バッグ、アクセサリー、
雑貨、陶器、人形、材料 などなど…

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この暮らしのアートというテーマがとてもいい。

本日の大本命は、本業の傍らひっそりとやってらっしゃる占いと、
鳳峯さんオススメの兼業カフェのミルクティー

※占いのお話は長くなるので下の方においておきます

鳳峯さんが占いをやっている間、優しい奥方様に

鳳峯さんの彫刻作品やランプシェードを見せていただいた。
コンセプトや背景を聞かせていただけるのだけど、
ひとつひとつの作品に込められた想いの深さに、
では自分の作品はどうだろうかと考えさせられた。

お店の外ではアートライブで不動明王を彫ってらっしゃいます。
来年の春にはできるかなとのことなので、春になったらまた伺おう。

手作りの木製ピアノで演奏会をやったり、
宵にランプを楽しむ会を催したり、
意欲的に面白いことをやってらっしゃいます。

木彫り教室が開催されたら通いたいなと思う。
通えない距離じゃないんだけど、燃料費とか考えると
長期連休に合わせて泊り込みでやれたら
楽しいだろうなとか考えながら。

ギャラリーでは着物のハギレ(祖母に頼まれたため)と、
素敵なブレスレットとご朱印帳ポーチを購入。

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(実は、以前紹介したどんぐりのピアスも
暮らしのアート展に参加している作家さんの作品です)

オススメのミルクティーも美味しかった。
沁み渡る優しさと深く落ち着きのある味わい。
最高の旅の締めくくりとなりました。

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「和」が好きな方やアート活動をしている方は是非訪れてみてほしい。

この縁をきっかけに何か面白いことができないかなと
ワクワクしている野月でした。




帰り道

友人と将来のことを話しながらの帰り道。
占いは大満足だったようで、とても笑顔だった。

誰にも先のことはわからない。
幸せになりたいから悩む。
失敗したくないから踏み出せない。

でも踏み出せないから変われない。

待っていれば幸せが訪れるのは、
一部の幸運な人たちで…思うにきっと

前世ですごい徳を積んだのだろう。

友人は、自分の選択は人に迷惑をかけてしまうのではないかと悩んでいた。
それは友人が責任感が強くとても優しいからだと思う。

でも、友人の人生は友人のものだ。
他の誰にも邪魔されるべきではなく、
友人が選ぼうとしている道が誰かに迷惑をかける行為だと、
私は思わない。
むしろ迷惑だという人がいたらそいつぁ人でなしだ、と思う。

みんな幸せになるべきなんだから、
好きなように生きていいんだよ。

自分の思った通りに生きて、笑っていてほしい。




思った以上に早く帰ってこられたので、
地元の喫茶店で夕食を食べ書店に本を探しに行った。
(友人は読書が好き)

そしてまたね、した。

 

野月も幸せになりたい。
自分にとって何が幸せなのか具体的にわかっていないけど。

とりあえず今は絵を描いて生きていければいい。
そしてたくさんの人に見てもらえたらもっと嬉しい。

あとウサギが飼いたい。

 

野月は野月らしく生きていく。
友人も友人らしく生きてほしい。

そして縁を大切に。

みんなが自分らしく生きていける世界でありますように。

 


▶︎占いのお話

…出会い…

鳳峯さんとは、以前彼岸花を見に那須に旅に出た際お会いした。
帰りに寄った道の駅「友愛の森」にて出張展示会を開催していて、
祖母がお店を見ている中、占いもやっているんだという鳳峯さんが
暇そうに待っている祖父を占ってくださった。
それがものすごく当たっているものだから、
普段は占いを好かない祖母も見てほしいと続き、
母が「この子は結婚できるんでしょうか…」というもんだから
流れで野月も見ていただいた。
この時は簡単にだから、ということでタダで見ていただいたのですが
生年月日を教えただけなのにこんなに言い当てられるものなのか…と。

野月は、絵とかファッションなどの芸術関係が向いていると言われて
(うわあああ、絵描いてるよ!!!)とニッコニコだったわけです。
ちなみに結婚は、下手したら独り身だそうです。
野月は一人でも生きられるくらい強い子なんだって…さ…

(鳳峯さんの占いは九星気学と手相です)

実は野月もあまり占いは真に受けない方。
例えば、生年月日で占うものなら同じ日に生まれた人は
同じ結果になるわけで、それは野月個人だけの結果ではないから。
ただ、これだけ当たる(または近しい)のはビックリした。

今回那須に行こうとなったそもそものきっかけが、
友人が将来のことでとても悩んでいたからなのだけど、
前回遊んだ時に「○○の雑誌の今年の占いに××って
書いてあったのが大体当たってた。
占いやってみたいけど、正直変なところ行くのは怖い。
でも新春に出る占い特別号の雑誌を毎年買ってる」と話していて、
野月が「先日那須に行った時に出会った方がとても面白いかたで、
占いもやっていてとてもよく当たっていたから一緒に行ってみる?」
と話したことで決まりました。

どうしても占いは胡散臭いと思ってしまうかたもいると思う。
野月もどちらかというとそう。

だから友人には、例えばこれが占いではなかったとして、
それでここまで当たるということは人を見る目がすごいということになる。
もし占いが信じられないのであれば、
人生の先輩としてたくさんの経験をしてきた鳳峯さんに
人生相談をしに行くと考えればいいよと伝えました。

 

あくまでも人生を決めるのは自分自身だからね。
占いでも相談でも、結果はきっかけなんだと思う。
例えば何かに悩んだ時に書店に行って答えを見つけようとするのと
同じような感じ。

縋るのではなく可能性を見せてもらう。
悩んでいる時って視野が狭くなってたり、
ネガティブになっていたりするから。

他の占いはやったことがないのでわからないけれど、
鳳峯さんは良いことも悪いことも教えてくれる。
悪いことに関してはこういう考え方もあるよ、と
提案してくれる。

野月は仏師としての鳳峯さんに野月の絵がどううつるか
意見が聞きたかったので作品を持っていって見てもらった。
占いをしに行ったのに、最後の方は講評してもらってた。
(占いは30分3,000円で10分ごとに+1,000円。
机に時計を置いてくれるので、時計を見ながらお話を聞くべし)

みんなももし悩んでいることとかあったら、
相談しにいってみると少し世界が明るくなるかもしれないよ。

 


こうあるべき、というのはとても強い呪いのようで
時に身動きが取れないほど自分を縛り付ける鎖になる。

こうあるべき、はこうありたいなあくらいで
留めておくのがちょうどいい。

そんなことを学んだ今回の旅。

新潟の旅 2日目

野月、8時起床。

父、なかなか起きない。
朝ごはんは、昨日残った唐揚げとシチューをいただく。

一日経つと尚更美味しい。

 

▶︎日本海

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海に虹がかかっていた。


▶︎白山神社

www.niigatahakusanjinja.or.jp

父が連れていってくれた。
境内にはたくさん神社があり、新潟港開港150周年記念の特別な御朱印も含めると6種類いただくことができた。
ありがたや…
きちんと全ての神社をお参り。

・蛇松神社
黄龍神社
松尾神社
道祖神
住吉神社
・御稲御倉
・白山くくり石
・大黒様

たくさんお賽銭をつかったなり。

おもしろいおみくじもやってみた。
海を模した箱にたくさんの鯛、浮かぶ船には鯉の飾り物が入っていて、釣竿で釣って占える。
中吉だった。無難だね。

 

七五三のお宮参りの方がたくさんいた。

歳をとったのか、最近小さな子を見ると元気に育ってねと微笑ましい気持ちになる。

 

帰りに屋台が出ていたので、ぽっぽ焼きを食す。

人生で初めて食べたんだけど、すごく懐かしい味がした。

 

▶︎道の駅 新潟ふるさと村

furusatomura.pref.niigata.jp

去年来た時も混んでいたけど、相変わらずの大行列。
三連休の中日だし仕方ないけれど。

とても大きな道の駅で、本当になんでも揃う。

 

いつも帰りに寄って時間がないため、物産館しか見れない。

今度はここを見るのを目標に新潟旅したい。

 

ちなみに野月が好きな新潟のお菓子は、たなべのかりん糖と田中屋の笹だんご。
父に定期的に送ってもらっている。

謎のアピール。

 

>>>ひたすらに高速道路
父も友人に会うため帰省するとのことで送ってもらう。

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新潟は平らでどこまでも広い。
遠くの山々がどんどん薄くなっていくのがすごく好き。

 

▶︎道の駅あいづ 湯川・会津坂下

heso-aizu.jp

道の駅の中でもよく行くところ。
北海道物産展をやっていたから人がすごかった。

入り口の屋台の唐揚げが美味しい。

入って右側にあるジェラート屋さんで焼きたてアップルパイが売っていて、これがとっても美味しい。
シナモンは入ってないから、苦手な人でも食べれるよ。
とても濃厚なバターの味と香りが大きくて柔らかいリンゴに染み込んでいて最高に幸せな気分にしてくれる。こんなに美味しいのに安い!

そしてこの道の駅で扱っている工芸品はとてもお洒落。

 

リンクを貼るのにwebの中身を確認していたら、周辺観光情報のユルさにほっこりした。

そういうところほんと好き。とてもいいと思う。

真面目な観光地の中に、突然の「長い砂利道」。

しかもコメントが「砂利の感触が足裏を刺激してくれる」って、可愛すぎでは。

>>>帰宅

あっという間に終わってしまった新潟旅であった。

写真が少ないのは、眠気と戦っていたからだろう。


普段は自分が運転手だから、誰かに運転してもらうのが新鮮だった。
父が転勤する前はお家に泊まりに行くことはあっても、旅をすることはあまりなかったからそれも嬉しかった。

 

今度は弟たちとも一緒に旅に行けるといいのだけど。
でも休みが全く合わないし、野月も野月弟たちも有給を取れる様な会社ではないゆえになかなか難しいのである。

 

来週は仙台に行く。

新潟の旅 1日目

11月23日の勤労感謝の日から翌土曜日まで、新潟へ旅に行きました。
新潟には父がいるので、父宅を拠点に久々のふたり旅。

 

雪が降るかもしれないからと高速バスで向かう。
案の定福島は猪苗代あたりで雪が降っていた。
今年初雪見。

 

おおよそ三時間バスに揺られ万代バスセンターに到着。
父が出迎えてくれて、噂の万代そばにてカレーを食す。
今まではお土産のレトルトを食べていたけど、実際にお店で食べるほうがやっぱり美味しい。

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そして、父がこれもお持ち帰りで買っていこうというので、ケンミンショーにも出たという“みかづき”のイタリアンを購入。

すごくB級グルメな味。良き。

どちらも随分と人が並んでいた。

 

(ビルの中にずっと食べたかった“世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス”が入っていて、さすがにアイスは寒くて食べられなかったけどメロンパン美味だった。いつかアイスも食べると心に誓った。)

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▶︎ 沼垂テラス商店街  (  http://nuttari.jp )

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レトロな雰囲気漂う商店街。
シャッター街になっていたところに、お洒落なセレクトショップが入り再興されたステキな場所。
営業日や営業時間は各々のオーナー様によるため、事前に調べた方がよろし。
野月が行った時はだいたい閉まっておりましたゆえ…

 

 

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アクセサリーショップ「nemon」にてとてもステキなピアスをお迎え。
アトリエも兼ねているので、制作風景をチラチラと眺めながらのショッピング。
作っているところを見るのってとてもワクワクして楽しい。

 

テラスオフィス」では猫雑貨と名物沼ネコ焼を扱っていて、ネコのカードをお迎え。
お姉さんからこの商店街のお話が聴けます◎

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もっと楽しみたかったのだけれど、本当にどこもやっていなくて残念無念の巻。
主に開店時間前に来てしまったのが敗因である。

 

向こうに見える煙突と相まって、とてもよい雰囲気。

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路地の向こうには「龍雲寺」があり、
隙間からチラと見えた見事な紅葉に惹かれお参り。

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▶︎ 赤城山 西福寺

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www.saifukuji-k.com

次に向かったのは、商店街から高速を走ること1時間半の新潟県魚沼市大浦の赤城山 西福寺。

道中、あるトンネルを抜けたら突然の積雪で驚いた。
山一つでこんなに変わるのか。
抜ける前は向こう側で雪が降っているなんて思いもしない景色なのに、抜けただけで時空が捻じ曲がったかのように突然の雪。
千と千尋のようだと思った。

西福寺は約500年の歴史をもつお寺。
ご本尊様は阿弥陀如来三尊。


真っ赤なモミジに白い雪が映える境内。

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こちらの開山堂には名匠 石川雲蝶の素晴らしい彫刻絵画の装飾がなされております。
入った瞬間思わず声が出てしまうほどに美しい…。
天井の動物たちの目にはぎやまんが嵌め込まれており、眼光の鋭さをより際立たせていた。

野月が大変気に入ったのは、真正面の欄間みたいなところ(名称がわからない…)の
真ん中と右。
とくに真ん中は右側にあるイスに腰掛けて見るとびっくりする。
どうなっているのかわからないけど謎の遠近感。
奥にも部屋が続いているかのよう。
そして右の幽霊がとっても生々しくて美しい…。
公式サイトでパノラマが観れるからぜひ!

本堂に残る数々の襖絵や組子障子も雲蝶の作品とのこと。
多才過ぎではなかろうか。

 

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あまりに素晴らしかったので写真集を買ってきた。

 

内部はもちろん、開山堂外部の装飾も素晴らしいの。
とくにこの烏天狗(?)イケメン過ぎでは??

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とても満喫した。

道路向かいにはおみやげ屋さんがあり、
温かいお茶を飲みながら、売っている特産品の試食ができる。

納豆好きの野月は現地のおすすめ納豆を必ず買うのだけど、今回もありました糀入の「大力納豆」をもちろん即買い。
たとえ試食ができなかったとしても買いますとも。
どんな納豆でも納豆である限り美味しいはず。

・ 

1日目の旅はこれにて終了。


帰路、父おすすめの青山にあるパン屋さん「石窯パン工房 サフラン」に寄る。

パン好き野月には天国のような空間。
何から何まで美味しそうだし、種類が凄まじかった。
ジャンルも惣菜パンと菓子パンそれぞれのバランスが良く、パンだけでなく焼き菓子なんかもおいてあってとてもよい。
高そうだと思っていたけれど、値段はこの美味しさだと安いくらいだった。

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どうしてもナッツ系に手が伸びてしまう野月。
写っていないけれど、他に惣菜パン数点とくるみパンを買った。
味も見た目通り美味しい。
とっても!!!
今までベストだった地元のパン屋さんが霞んでしまうくらいのおいしさ。
これは福島にも支店がほしい。というか株主になりたい。

 

夕食は、スーパー「ウオロク」にて材料を調達し、父の手作り唐揚げとシチュー。

すごく美味しかった。

父の作る料理は基本的に何でも美味しいけど、特に唐揚げは最高で父の家に行くと必ず作ってもらっている。

 

そして苦しいくらいにお腹いっぱいになった後は、テレビを見ながら久々に父といろいろな話をして、夜は更けていくのであった。

 

〜2日目に続く〜