新潟の旅 1日目
11月23日の勤労感謝の日から翌土曜日まで、新潟へ旅に行きました。
新潟には父がいるので、父宅を拠点に久々のふたり旅。
雪が降るかもしれないからと高速バスで向かう。
案の定福島は猪苗代あたりで雪が降っていた。
今年初雪見。
おおよそ三時間バスに揺られ万代バスセンターに到着。
父が出迎えてくれて、噂の万代そばにてカレーを食す。
今まではお土産のレトルトを食べていたけど、実際にお店で食べるほうがやっぱり美味しい。
そして、父がこれもお持ち帰りで買っていこうというので、ケンミンショーにも出たという“みかづき”のイタリアンを購入。
すごくB級グルメな味。良き。
どちらも随分と人が並んでいた。
(ビルの中にずっと食べたかった“世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス”が入っていて、さすがにアイスは寒くて食べられなかったけどメロンパン美味だった。いつかアイスも食べると心に誓った。)
▶︎ 沼垂テラス商店街 ( http://nuttari.jp )
レトロな雰囲気漂う商店街。
シャッター街になっていたところに、お洒落なセレクトショップが入り再興されたステキな場所。
営業日や営業時間は各々のオーナー様によるため、事前に調べた方がよろし。
野月が行った時はだいたい閉まっておりましたゆえ…
アクセサリーショップ「nemon」にてとてもステキなピアスをお迎え。
アトリエも兼ねているので、制作風景をチラチラと眺めながらのショッピング。
作っているところを見るのってとてもワクワクして楽しい。
「テラスオフィス」では猫雑貨と名物沼ネコ焼を扱っていて、ネコのカードをお迎え。
お姉さんからこの商店街のお話が聴けます◎
もっと楽しみたかったのだけれど、本当にどこもやっていなくて残念無念の巻。
主に開店時間前に来てしまったのが敗因である。
向こうに見える煙突と相まって、とてもよい雰囲気。
路地の向こうには「龍雲寺」があり、
隙間からチラと見えた見事な紅葉に惹かれお参り。
▶︎ 赤城山 西福寺
次に向かったのは、商店街から高速を走ること1時間半の新潟県は魚沼市大浦の赤城山 西福寺。
道中、あるトンネルを抜けたら突然の積雪で驚いた。
山一つでこんなに変わるのか。
抜ける前は向こう側で雪が降っているなんて思いもしない景色なのに、抜けただけで時空が捻じ曲がったかのように突然の雪。
千と千尋のようだと思った。
西福寺は約500年の歴史をもつお寺。
ご本尊様は阿弥陀如来三尊。
真っ赤なモミジに白い雪が映える境内。
こちらの開山堂には名匠 石川雲蝶の素晴らしい彫刻絵画の装飾がなされております。
入った瞬間思わず声が出てしまうほどに美しい…。
天井の動物たちの目にはぎやまんが嵌め込まれており、眼光の鋭さをより際立たせていた。
野月が大変気に入ったのは、真正面の欄間みたいなところ(名称がわからない…)の
真ん中と右。
とくに真ん中は右側にあるイスに腰掛けて見るとびっくりする。
どうなっているのかわからないけど謎の遠近感。
奥にも部屋が続いているかのよう。
そして右の幽霊がとっても生々しくて美しい…。
公式サイトでパノラマが観れるからぜひ!
本堂に残る数々の襖絵や組子障子も雲蝶の作品とのこと。
多才過ぎではなかろうか。
あまりに素晴らしかったので写真集を買ってきた。
内部はもちろん、開山堂外部の装飾も素晴らしいの。
とくにこの烏天狗(?)イケメン過ぎでは??
とても満喫した。
道路向かいにはおみやげ屋さんがあり、
温かいお茶を飲みながら、売っている特産品の試食ができる。
納豆好きの野月は現地のおすすめ納豆を必ず買うのだけど、今回もありました糀入の「大力納豆」をもちろん即買い。
たとえ試食ができなかったとしても買いますとも。
どんな納豆でも納豆である限り美味しいはず。
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1日目の旅はこれにて終了。
帰路、父おすすめの青山にあるパン屋さん「石窯パン工房 サフラン」に寄る。
パン好き野月には天国のような空間。
何から何まで美味しそうだし、種類が凄まじかった。
ジャンルも惣菜パンと菓子パンそれぞれのバランスが良く、パンだけでなく焼き菓子なんかもおいてあってとてもよい。
高そうだと思っていたけれど、値段はこの美味しさだと安いくらいだった。
どうしてもナッツ系に手が伸びてしまう野月。
写っていないけれど、他に惣菜パン数点とくるみパンを買った。
味も見た目通り美味しい。
とっても!!!
今までベストだった地元のパン屋さんが霞んでしまうくらいのおいしさ。
これは福島にも支店がほしい。というか株主になりたい。
夕食は、スーパー「ウオロク」にて材料を調達し、父の手作り唐揚げとシチュー。
すごく美味しかった。
父の作る料理は基本的に何でも美味しいけど、特に唐揚げは最高で父の家に行くと必ず作ってもらっている。
そして苦しいくらいにお腹いっぱいになった後は、テレビを見ながら久々に父といろいろな話をして、夜は更けていくのであった。
〜2日目に続く〜