TUKUMO YA

notes of Someyoshi.N / 今日より素敵な明日を.

おとなの夏やすみ 最終日

はやくも最終日。
あっという間。

 

終わりが近づくほど、寝て起きるくらいの時間しか経っていないような感じがする。

 

最低限やりたかったことは、すべてできた。
今回は掃除(時雨のケージの片付け)と靴の手入れ、祖父母を旅に連れて行くこと、誕生日会、友人たちと遊ぶことが最低限の目標だった。

 

明日から仕事なのを信じたくはないけれど、たしかに6日間目一杯楽しんだと思う。
たりないけれど。
時間があっという間に過ぎたということは、それだけ楽しくて得ることが多かったということでもあるのだろう。

次の長期連休は年末年始。
それまでまた、下手な息つぎのような毎日を繰り返す。

いつか絶対変えてやろうとは思っているけど。

 

あと結局絵が描けなかった。
最終日の今日、残りはお絵描きをしよう。

そうすれば今回の夏やすみは◎だ。

この反省を活かして年末年始は花丸になるよう、休日の時間の使い方をいろいろ試していこう。

 

 

この夏やすみ、家族と過ごす時間が多かった。
そしてみんな笑っていたからよかった。

 

時間は有限だから、物事には優先順位をつけなければいけない。
今大事なのは自分かみんなか。

自分の欲というのは、野月が死ぬまで付き合ってあげられる。
けれど、みんなに対して何かできるのは今しかないかもしれない。
だから、夏やすみはなるべくみんなのためにすごそうとした。

 

しかし…悩ましいかな、野月には達成したい目標がある。

そして、人の成長には努力が必要だ。
努力は一朝一夕でなるものではなく、長い時間をかけるもの。

常に人のために生きていては、成したいものを逃すのではないかと、いつも悩んでいる。

 

ほんとうに生きるのがへたくそだなあ。
多分今のままじゃダメだとは思うけど、なくしてはいけないとも思う。
だから何かプラスするような生き方を身につけなければ。

 

何はともあれ、ぐだぐだにならなくてよかった。

そして、6日分のブログをちゃんと書けた。えらい。


この夏やすみ、いつも足りない睡眠時間を確保しようと思っていたけど、時間がもったいなくて結局寝る時間削ったからそこは反省しなければ。

 

おとなの夏やすみ、あと数時間もすれば終わってしまう。
この数日間、楽しかった。

会ってくれたみんなありがとう。

明日から、野月また頑張ります。

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おとなの夏やすみ 5日目

5日目は祖父と弟の誕生会をしました。

 

完全予約制の農園Cafeにてフルコース。

余裕を持って移動時間をとったつもりが、思いの外遠く着いたのがギリギリでした。
ものすごく山。しかし、自然を感じられる素敵な場所でした。

 

外からもわかるけど、土間をまたいで驚いた。

お家が立派。
一階は居住スペース兼調理場で、二階が食事処。

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築100年の古民家をリノベーションした素敵な空間でした。

 

クーラーはないのですが、扇風機だけで事足りるほどに涼しい。
外はものすごく暑かったのに、それが嘘のように良い風が通る。

 天井が高く、軒が長いからか。
窓も足元から腰くらいまでしかない。

涼しい風が抜けていって、ここで横になったら気持ちよいのだろうなと考えていたら眠くなってきた。

 直で日が入らないから、室内は暗いのだけれど、それがまた落ち着く。

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土壁もいい味を出していた。

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梁がすごい…

 

最初に出てきたのは、お庭で採れたトマト。

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冷えていて美味しい。

 

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次に出てきたのはサラダと、ジャガイモとズッキーニのポタージュ。

サラダにも野菜麺のズッキーニが。

とても優しい味で、心に染み渡る。

 

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そして、ぜんまいとこんにゃくの煮物・アスパラガスの味噌添え・茄子のあんかけ。

これがほんっっとうに美味しい。

とくに茄子!!とろっとろで、口に入れた瞬間なくなってしまう。

生姜のきいたあんかけがアクセントになっていた。

 

煮物は塩気、味噌は甘み、あんかけは辛味ととてもバランスが良い。

すべて庭でとったもの(一部お隣さんからのおすそ分けもあるとのこと)というのが、すてき。

 

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漬物やお新香とともに、白いごはんと炊き込みごはんが登場。

漬物は、大根の桜漬け・茄子・胡瓜・ズッキーニ。

ピンク・紫・緑・黄色ととてもカラフルで、目が楽しい。

ごはんはお重で出てきて、セルフで分けるようになっている。

セルフありがたい。

食い気が勝って出てきたときに写真を撮るのを忘れたため、じいちゃんのお茶碗しか撮れなかった。

 

お漬物はとくに大根と胡瓜がとっても美味しかった。

それからごはん!!甘い!!

ぷりっぷりでぷちぷちでつやつや。

いったいどうしたらこんな美味しく炊けるのか…。

おかずなしでも食べられるほどに美味かった。

 

そしてメインのお肉。

下からジュージューと焼いている音とおいしそうな匂いがあがってきて、ごはんをまっていた子供の頃をふと思い出した。

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いしかわ牛のもも肉を使ったステーキ。
味付けは塩こしょうのみで、シンプルにいただく。

奥様は「少し固いけど…」っていってらしたが、柔らかかった。
とろけるのとは違うけど、食感がすばらしい。

そして噛むたびに旨味が溢れ出して幸せな気持ちになる。
まったくくどくないし、脂身がないのでとてもヘルシー。
散らしたピンクペッパーが肉の甘さを引き立ててくれていた。

 

いしかわ牛は地元米をふかして発酵させた飼料を使って育てているらしい。
なるほど。
さっき食べたごはんを食べていたらこんなに美味しくなるのもうなずける。

 

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最後は、今朝自宅で採れた卵を使った豆乳プリン。
そして、最初に出てきたトマトを絞ったジュース。

 

うんまああああああ!!
とくにトマト!!どうした!!?
ただ絞っただけで、何も入れていないとのこと。
甘すぎて意味がわからないよ。
立派にジュースしてるよ!!

 

祖父と弟のための食事会だったけど、野月も存分に満たしていただきました。
弟曰く「やさしさのフルコース」だったそうです。
うまいこと云えたと満足げでした。

 

お店の外には本格釜がありピザも焼けたらしいのですが、今回は注文するのを忘れていたので食べられず…。
自分たちで作ることもできるらしいので、また来たときは必ずと誓いました。

一階ではジャムや今朝採り野菜などが購入できます。

美味しかったのでトマトと、大きくてきれいなオクラを買ってきました。

  

farm-yaiko.jimdo.com

 

よき時間を過ごせました。

 

 

夜は弟がピザを食べたいというので、母と弟とピザパーティー。

ピザってなかなか高いし、カロリー的に食べるの勇気がいるから普段あまり食べないのだけど、誕生日会だしね…ということでXL・L・Mの3枚を3人で完食。さすがに最後ツラかった。 

 

昼間あれだけ身体に優しいものを食べたのに、夜にジャンク極まるピザで優しさを打ち消していくスタイル。

 

これは痩せないわけだ。なんたって意思が弱い。
でも美味しいものたくさん食べられて幸せだった。
とりあえず、今はしあわせだからいいや。

 

休みが明けたらまた頑張るよ。

 

 

みんな歳を重ねて大人になって、じいちゃんはまたおじいちゃんになった。
できればずっとみんな元気でしあわせに笑っていてほしい。

 

どうか弟と祖父のこれからの一年が、しあわせで満ち足りたものでありますように。
そしてどうか、また来年みんなでお祝いができますように。

おとなの夏やすみ 3・4日目

▶︎3日目

 

学生時代の友人たちと遊んだ。

 

おおよそ5年ぶりに再会した友人もいて、とても楽しかった。
会えなかった数年間の話をたくさんして、いつも一緒にいたあの頃を思い出した。
お互いに変わったり変わっていなかったり、5年という月日は大きいなと感じた。
それでも、まるで昨日もあっていたみたいに自然に話ができて嬉しかった。


お気に入りのカレー屋さんでランチ。

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奥から、野菜カレー・コールマカレー・枝豆とジャガイモのカレー

と子が御朱印をはじめたので、御朱印帳の見せ合いっこをした。
神社仏閣関連の情報をまとめたノートが本当に可愛くて、言い値で譲ってほしいくらいだった。
私はまとめることが得意ではないから、編集の才能があると子がとてもうらやましい。

挿絵もまたすさまじいんだな、これが。

 

それから、美術館でやっている企画展を見に行きたいとわがままを云った。
連れて行ってもらったら休館日だった。徳が足りぬのか。
(いや、事前に調べるべきだった)

 

なので、予定を変更して御朱印がもらえる神社に参拝しに行った。

 

3人でいると時間の流れがとても緩やかになる。
学生時代から私は、みんなといる時のふわふわと漂っているような、そんな時間の使い方がとても好きだった。
よく唐突に、あれがしたい・これがしたいと私が云って、いつも2人は付き合ってくれていた。
数年ぶりでもそれは変わっていなくて、懐かしかった。
あの頃に戻ったような、若返ったような気になる。

 

ウィンドウショッピングでぶらぶらしたり、映画を観たりして(これも唐突に決めた)、目一杯遊んでもらった。

どんな言葉にすれば伝わるのかわからないけど、本当に楽しかった。


これからは年に数回でもまたみんなで集まれるようにしたい。

 


あの頃の私は、好きなことだけを追いかけていた。
たとえどんなことがあっても、がむしゃらに夢を追いかけていけると思っていた。
だけど、屈しなければ生きていけないこともあると気づいてしまった。

そして歳を重ねるごとに、体力も気力も少しずつ減っている気がする。
回復するのに時間がかかるから、毎日同じだけ頑張るには気力の配分が重要で、全力がなかなか出せなくなってしまった。

年齢ばかり大きくなって、心だけ取り残されたまま、外身と中身のギャップの擦り合わせがうまくいかない。

 

それでも、いろいろなことを諦めたくはないから頑張っていくのだけど。
身体が動くかぎりは、やってみたいと思うかぎりは、諦めることのないように。

 


▶︎4日目

 

銀行行ったり、買い物行ったり、平日じゃなきゃできないことをまとめてやった。

野月の勤め先は、休み時間とか手当が若干特殊だから銀行に行く時間が取れなくてなー。
今回行けてよかった。

契約関係は時間がかかるから、休み時間に行くのが難しい。
5分でも有給使ったら皆勤手当がなくなっちゃうし…。
皆勤手当はやっぱり大きい。
1ヶ月の朝・昼食代がまかなえるもの。

 

あと、少し画材を買い足した。
文具はいいなあ…本当に。
文具屋で働いていたときは最高に楽しかった。

 

夜になったらジムに行かないと。
お盆休みくらいおやすみしようかなと思ったけど、一回止まると再開するのにより大きな精神力が必要になるからなあ。
せめて参加してるクラスだけはやっておこう。

 

ジムから帰ったら、家族でDVD鑑賞。
普段は休みが合わないし、ゆっくり作品を観る機会がなかなか取れないから。
心に余裕がある休み中に鑑賞会をして、多くの作品に触れて、糧にしたい。

最近インプットばかりでまったくアウトプットできてないのが気がかりだけど、観られるうちにみておかないと。

 

 

明日は、祖父と弟の誕生日会。
予約を入れないと開けないお店で食事会をする。
久々に家族全員揃うから、楽しもう。

 


あっという間に残り2日。
悲しいなあ。
全く絵を描いていないよ。

体感的にはまだ2日くらいしか経っていないのに。
まだまだやりたいことがいっぱいあるのに、本当に時間は止まってくれない。

平等に、無情に、淡々と。

おとなの夏休み 2日目

まことに充実した一日でございました。

夏らしさを存分に満喫したような気がする。

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猪苗代湖

旅日和な快晴のお天気で、しっかり日焼け止めを塗ったのに少し焼けてしまうほどだった。

 

事前にちゃんと覚えておかなかったのがいけなかったのだけれど、だいぶ道に迷いました。

だって峠道が圏外なんだもの。

Googleマップがなければ目的地にたどり着くの難しい…。

 

 

お出かけは祖父母と母を連れて、私が運転するのが常。

野月家では寄り道が旅の醍醐味なので気分で目的地を追加することも。

だから、大まかな目的地と出発時間と帰宅時間を決めたら、

あとはなんとなくってことが多い。

 

今回は、柳津町の福満虚空蔵尊と斎藤清美術館に行ってまいりました。

そして途中で恵隆寺の立木観音も追加。

 

 

▶︎福満虚空蔵菩薩 圓藏寺

 

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圓藏寺

円蔵寺(えんぞうじ)は、福島県河沼郡柳津町にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は霊岩山。本尊は釈迦如来。この寺にある虚空蔵堂は「柳津虚空蔵」(やないづこくぞう)として知られ、村松山虚空蔵堂(茨城県東海村)・金剛證寺三重県伊勢市)などと共に日本三虚空蔵のひとつに数えられる。また、「福満虚空蔵」とも称される。

 

この寺の創建年代等については諸説あって不詳であるが、縁起などによれば807年(大同2年)空海作とされる虚空蔵菩薩を安置するため、徳一が虚空蔵堂を建立したのが始めとされる。

円蔵寺 - Wikipedia

 

円蔵寺の趣は素晴らしい。

そして参道の苔がよき。

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すごく晴れていたから、

木の影がより苔を美しく見せていた。

なんて云えばいいかわからないけど、こういう影がとても好き。

 

さらに、円蔵寺は赤べこの発祥の地と言われております。

野月は赤べこ(とくにあかべぇ)推しなので、まさに聖地でございます。

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満子がいました。

娘は道の駅の方にいます。

 

円蔵寺では御朱印に対してとても強い想いを抱いていて、すごく考えさせられた。

時代に流されず強い意志をもっているから、とても純粋でまっすぐな信仰が続いているんだろうなと思う。

 

帰りに境内で食べたつめたいところてんが美味でした。

 

あわまんじゅうで有名な小池菓子舗が入り口にあるけれど、ものっすっごく並んでいたので本店ではなく出張所で買いました。

 

 

▶︎斎藤清美術館

 

円蔵寺には何度か来ているけど、斎藤清美術館ははじめてでした。

版画家だと吉田博が大好きなのですが、斎藤清の可愛らしくデザイン的な作品をしっかり観て学びたいと思っていたのでココが今回の大本命。

ちょうど蔵書票の企画展をやっていました。

 

すごく創作欲を掻き立てられました。

こんな小さな世界があったんだ、と。

 

そして常設作品も素晴らしかった。

木目の活かし方や大胆な構図がとても好み。

何を足していくか、ではなく、何を省くか。

すごくシンプルなのに計算し尽くされたような美しさがある。

白がただの白ではない。

近づいてじっくり見ないとわからないくらいの木目が、作品を引き締めていた。

 

モノクロに近い作品が多かったけれど、絶妙なバランスで配色されていてグッときました。

例えば、ほぼ影ですられている仏様の横姿の手だけが白で抜いてあって、ただそれだけなのにものすごく濃ゆいエロティシズムを感じた。

 

「只見川 会津柳津(2)」は水なんてひとつも描かれていないのに、写り込んだ山の影だけでそこに川があるというのがわかって、転げ回りたくなるくらい美しい構図だった。

 

個人的に今回ものすごく心奪われたのは「雪 夕陽」という作品。

言葉にできないし、むしろ言葉なんていらないくらい。

 

ポストカードもあったけど、即決で画集を買ってきました。

最近は好きな作品だけポストカードで買うのではなく、多少値がはっても画集を買うようにしてる。

 

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観に来てほんとうによかった。

 

 

▶︎恵隆寺 立木観音

 

会津のころり三観音のひとつ。

ころり三観音は恵隆寺の立木観音・弘安寺の中田観音・如法寺の鳥追観音のことで、苦しまずに死んで成仏できると伝えられていることからそう呼ばれています。

会津ころり三観音 - Wikipedia

 

前々から参拝したいと思っていて、今回時間があったので寄りました。

結果、今回のベスト1かもしれないくらい感動しました。

 

総高8.5mの千手観音像の左右に、人間大の二十八部衆の眷属と風神雷神が揃っている光景には鳥肌が立ちました。

参拝は希望した人だけがお布施を払って、布の向こう側の観音様を拝むことができます。

お布施は300円だけど、正直もっと払うべきだと思った。

今度行くときは包もうと心に決めた。

 

観音様はそこにはえている木に彫られているので、今でも根っこがはっているそうです。
開眼したのは平安時代
国の重要文化財です。
 
右手側の柱はだきつき柱といい、だきついて願い事をすると満願成就するとのこと。
この柱は中だけでなく、外の左右にもあります。

 

写真とはスケールが違う。

圧巻である。

 

写真撮影は禁止だけれど、そもそも写真を撮るなんて畏れ多いことはできないと思った。

言葉を失うというか、本当に開いた口がしばらく塞がらなかった。

 

御本尊を拝見して、たぶん本能で、とてもこわいと思った。

悪い意味ではなく。

あそこには本当に観音様がいらっしゃるような気がする。

 

観音様の御御足にだけ触れることが許されていたので、畏れ多くも撫で回してきた。

 

これは願いがなくとも観るべき。

 

 

そして、恵隆寺の駐車場の奥には旧五十嵐家住宅があります。

当たり前ながらクーラーなんて付いてないのだけど、ものすごく涼しかった。

庭から見渡す会津盆地はまさに「夏」そのものでした。

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きれいなものばかり観てきた。

昔は当たり前の光景だったかもしれないけど、今はもう見ることのできない懐かしい景色。

 

私だって経験のない光景だけど、戻りたいと思うのはなんでなんだろう。

懐かしいと思う思い出なんてないのに、苦しいくらい懐かしいと思うのはなんでなんだろう。

 

こういう景色に、古を生きたであろう人々の思いを重ねて空想するのが好き。

あったかもしれない物語に思いを馳せる。

その度に羨ましいとも思い、今の自分がどんなに恵まれているのかを知る。

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何時間も運転して、炎天下の中を歩き回って、身体はすごく疲れた。

ひどい肩こりと頭痛で帰りの運転がしんどかったけど、心は少しずつ満たされていくから旅はやめられないんだな。

 

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とてもいい日だった。

 夏やすみも残り4日。

 

おとなの夏やすみ 1日目

ついに待ちにまったお盆やすみ。
11〜16日の6日間はとてもおおきい。

長いようで、とても短い。

学生の時と比べ、
今は時間が過ぎるのが早くなっているように感じる。

学生の時、先生もそう言ってたな。


だらだらしていたらあっという間に休みが終わってしまうわ。
もったいない時間の使い方だけはしたくない。

家でゴロゴロするのは最後の一日だけで、
あとはびっしり外出の予定を入れてしまった…。
体力と気力がもつかしら。


3日以上の長期連休の初日は、下準備の日つい決めている。
朝早く起きていつもより念入りに部屋の掃除をする。
化粧道具のお手入れや革製品の手入れ。
洗濯とアイロンがけと布団干し。
今回はお盆なので、午前中にお墓参りも済ませました。


そして掃除に伴い、ようやく時雨のゲージを片付ける決心をした。

あの子は今ここにいないのだから。


必要になりそうなものの買い出しと洗車をして、更に庭のお手入れ。
今年の猛暑で庭の草花が全滅したので(私が水やりしなかったから…)
枯れたもの刈って土入れ替えました。
涼しくなったら何を植えるか決める。


それから、革の手入れ。

普段仕事に履いていく革靴とか、財布とかカバーとか。ツヤと栄養を授けた。


だいぶ汗をかいた一日だった。


動きたくない気持ちを無視して、

よりよい連休のための土台づくり。

これは、試験勉強の前に部屋の掃除をはじめてしまうあの感覚に似ている。


忙しい日が続くと、

洗濯物を軽くたたんでごちゃごちゃにタンスに突っ込んだり、

車や革の手入れをサボったり、

小物を出しっぱなしにしてしまう。

毎度片付ければ、休みの初日を犠牲にすることはないとわかっているんだけど…。

ここまで生きてきて、改善できなかったので

野月とはつまりそういう性質なのでしょう。

性質なら仕方ない。



おかげさまで、晴れやかな気持ちである。

干した布団が気持ちよい。

すごく疲れたけど、この布団の気持ちよさを手に入れられたのだから

早速報われたわ。


12日は旅に出てきます。
ずっと行きたかった美術館に行ってくる。
自然の多いところだから、思う存分夏を感じられればいいのだけど。

時間は有限だということを忘れずに、目一杯楽しむ所存。

 

1日目と題したけれど、続くかはわからない。

野月は続けることが苦手なのである。